ご利用方法

  • 学習塾向けに開発された数学教材
  • LOGICTREE Program
  • 25年に渡り学習塾の講師を務めた経験の中で、「これだ!」と思う数学教材にはほとんど巡り合うことができませんでした。面白くないからです。試験や高校入試・大学入試を目標の一つに据えることは学習塾・進学塾であれば当然ですが、本当に子どもたちのことを考えた時に必要なことは点を獲る能力だけではないはずです。考える力を養うことこそが、試験のみならず生きる上でも重要な能力となります。長年、そういう思いで子どもたちを教えて参りましたが、2020年度に実施された教育改革は、その思いが結実するような内容です。これまで私が作ってきた問題を、皆様に使っていただくのに最適のタイミングだと考え、塾で利用することに特化した「LOGICTREE Program」として世に出すことに決めたのです。
森安大樹
生徒個別管理システム
LOGICTREEでは、独自のリコメンドシステムを採用しています。多くの教材は、一つの教室の同じ時間帯に学ぶ生徒たちには、同じプリントを配布し同じ問題を解かせます。これでは学校の授業と変わりません。一人一人の能力や資質に応じて、簡単な問題をたくさん解かせるのか、難しい問題にじっくり取り組ませるのか、考えて判断して切り分ける必要があるはずです。この、多人数を同時に教えながら、個別に指導内容を変えていくことが、LOGICTREE Programでは仕組みとして提供されているため、可能となっています。
講師の手間を最小化した運用
塾での利用に特化した特長の一つに、講師が簡単に運用できる仕組みが導入されている点が挙げられます。LOGICTREEのシステムが個別に生徒の進捗を管理した上で、次に取り組むべき問題をリコメンドします。もちろん解かせる問題を変更することもできますが、授業前に対象の生徒を選んで「一括印刷」ボタンを押すだけで必要な教材が生徒名入りで印刷されるように作られています。更に、問題の多くにはヒント問題が、全問題には囘答が準備されています。講師自身が問題やその解法を十分に理解して、説明しておけるように準備しておくべきですが、生徒たちが取り組む問題が個別に違うため、準備は困難になります。このヒント問題と回答を活用することで、事前に準備しなくても指導ができるように作られています。正しい回答を導くことも大事ですが、数学においてはその過程が非常に大事です。LOGICTREEの教材は、どうしてその回答になったか、という点で講師も生徒も納得の行く手順と考え方を伝えることに力を入れた内容になっていますので、講師側も最小限の手間と運用で授業を行うことができます。
「考える力」を養う問題の数々
25年に渡り蓄積された様々な問題が、生徒の”論理的思考力”、”判断力”、”表現力”を伸ばします。公式を使うのはもちろんなのですが、その公式をどのように使うと問題が解けるのか。また、たくさんの問題を解いていくことも大事とはいえ、一つの困難な問題と長時間向き合い、解決していく取り組みは、受験のみならず、必ず生きていく上での力となります。私はこれを「思考の体力」と呼んでいます。生きていく上で様々な困難と立ち向かう場があるはずですが、そういった時にLOGICTREEの難しい問題に取り組んだ経験が糧になって活きてくる。そういう思いで作られた問題の数々にぜひ取り組んでいただきたいと考えています。