2020年度に大学入試の制度改革が行われます。
この改革に向けて先生方はどのような取り組みを始められていらっしゃるでしょうか?
「教育改革」とも評される、この変革ではこれまでの”考えずにただ暗記するだけだった学習”を一変させます。
子どもたちはこういった変化に強く、迅速かつ柔軟に対応していくことができます。
導く側にある教員・講師などの大人側こそが、2020年度に向けた用意をいち早くすべきなのです。
準備はできていますか?
25年に渡り学習塾の講師を務めた経験の中で、「これだ!」と思う数学教材には
ほとんど巡り合うことができませんでした。面白くないからです。
試験や高校入試・大学入試を目標の一つに据えることは学習塾・進学塾であれば当然ですが、
本当に子どもたちのことを考えた時に必要なことは点を獲る能力だけではないはずです。
考える力を養うことこそが、試験のみならず生きる上でも重要な能力となります。
長年、そういう思いで子どもたちを教えて参りましたが、2020年度に実施される教育改革は、
その思いが結実するような内容です。
これまで私が作ってきた問題を、皆様に使っていただくのに最適のタイミングだと考え、
塾で利用することに特化したLOGICTREE Programとして世に出すことに決めたのです。
小中学生が算数や数学で初めに苦手意識を持ちやすいのが図形です。
LOGICTREE Programでは、多く図形を取り扱います。
特にインテンシブコースから始める場合はとても簡単な問題から取り組むことができるため、図形の特性を学び興味を持ってもらうのにも一役買ってくれるはずです。
学校の試験、高校・大学の受験はもちろん勉強の一つの意義です。
ですが、算数・数学はテストの点数を取るだけでなく、生きていくためにとても重要な思考能力を育みます。
特にこの論理は、思考の体力(考え続ける力)を養うために必要な考え方です。
例えば「私は明日朝6時に起きられなかったら、9時の待ち合わせには行かないよ。」と友人が言っていたとして、翌朝6時にその友人が起きたことを確認したのに待ち合わせに来なかった場合、その友人はウソをついたことになるでしょうか?
数の組み合わせや組み換え、数字の特性などを生かすような問題を多くご用意しています。
柔軟な考え方や、様々な可能性を試して、目の前の壁を崩していくような挑戦を繰り返すことで、算数・数学の能力のみならず脳全体が活性化します。
生きていく中でも、提示された選択肢が無数にあったり、見えない選択肢を見つけ出す必要があったりするでしょう。
LOGICTREE Programは頭の柔らかい子どもたちが吸収するのに相応しい考え方の宝庫なのです。
平面図形よりもさらに障壁になりやすいのが立体図形です。
問題に示された絵を見ても、空間のイメージを思い浮かべる能力が育たないとなかなか解くことができません。
立体図形は得手不得手がわかれやすいジャンルでもあるので、立体図形のいろいろな扱い方を知ることから始めて、単に切断平面で見るだけでなく、正射影する力まで身につけて行きましょう。
数学能力の全体を引き上げるためにも、重要な分野です。
●LOGICTREEの好きなところはなんですか?
学校では習わない思考力や論理力をつけることができるところです。また試行錯誤繰り返して解くことができる問題や、ひらめきや発送の転換が必要な問題を解くことができるところも好きです。
●LOGICTREEを受講していて、どのような力が付きましたか?
物事を正面から見るだけでなく、違う面から見る力がつきました。また、物事を筋道を立てて論理的に考えることができるようになりました。
●今後LOGICTREEの学習をどのように活用していきたいですか?
いろいろな面で活用していきたいです。特に、数学の応用問題など、思考力が必要とされる問題で役に立つと思います。
●その他、LOGICTREEを受講していてよかったと思うことについてご記入ください。
実際に、いろんな数学の問題やパズルの本が解きやすくなりました。
●LOGICTREEの好きなところはなんですか?
これまで出会ったことのない色々な問題を自分の力でとことん考え、答えを見つけ出した時の達成感を感じられるところが好きなところです。
●LOGICTREEを受講していて、どのような力が付きましたか?
自分のわからない問題も、一生懸命解こうとする癖がつきました。今までは解けない問題が出ると諦めてしまい、自分で考えるということをしていなかったけれど、自分が理解できるまで考えられるようになりました。
●今後LOGICTREEの学習をどのように活用していきたいですか?
LOGICTREEで身に付いた、考える力を、これからのテストや試験などで活用していきたいです。そして、今までの学習を発揮できるようにさらに考える力を鍛えていきたいです。
●その他、LOGICTREEを受講していてよかったと思うことについてご記入ください。
自分で考えるということが身に付いたことです。テストをしていても、わからないと思ったところは、いろいろな見方で考えてみたりして答えを導き出せることが多くなりました。難しい問題が出てきて、その問題が解けたときはLOGICTREEを受講していて良かったと思います。
先生の塾では、「深く考える」ということを学びました。
特に、数学については、「基礎から丁寧に考える」「未知の難問を自分の頭で考える」ということを学びました。数学に限らず、他の科目についても、教育理念は同じでした。こうした姿勢をしっかりと身につけたことは、とても良かったと思います。何事についても、合理的に思考するクセが身につきました。また、暗記すべき事と思考力で解決すべき事との峻別が自然と身についたように感じます。
受験勉強においては、覚えなければならないことがたくさんあります。これはある意味やむを得ません。でも、やみくもに記憶しようとするのではなく、工夫次第で、うまく乗り越えることができます。
まさに試験の現場で初めて考えて解くべき問題、工夫して筋道だって覚えることで記憶をしっかり定着させられるもの、反復により暗記しなければならないもの(3番目をなるべく少なくする工夫が大事です)。こうした区別をして、どれもうまく対応することが試験に合格するコツだと思います。東大に合格したのもそのおかげだと思いますし、また、後で振り返って思うに、先生の元で身に付いたクセが、無意識のうちに司法試験でも生かされたので、司法試験にも効率よく合格できたように思います。
法律の論証は数学の論証にも似た面があります。どちらも、論理的であるという点で大きく共通しています。そして、問題で言えば、司法試験も先生の数学も、記憶や暗記だけでは対処できず、自らの思考で未知の問題に対処する創造性が必要になります。あらためて、先生の元で学んだことは自分にとって一生の財産になっているなと感じます。
また、勉強面だけでなく、キャンプで自然と触れたり、教師とのコミュニケーションを通じて、色々な経験をしながら、人間的に成長しました。
数学は苦しい。中学の時先生の塾に入り、このことを思い知らされました。一本の補助線を引くために一晩中悩んだこともありました。また、たった一問の問題に何週間もかけて取り組んだのに、結局自力では解決に至らなかったこともありました。
しかし、その苦しさを超えた一歩先には、もう一つ別の感覚がありました。数学はおもしろい。この感覚です。一晩中悩み抜いた末に引けた一本の補助線は、数学をすることの喜びを与えてくれました。自力では解けなかった問題に、いとも鮮やかな解決への道があると知ったときには、感動すらおぼえました。
この感覚は、定理や公式を憶えて数多くの練習問題をこなす、というだけでは得られなかったものです。数学のみならず、学ぶことにはいつも「苦しさ」がつきまといます。しかし、その先には「おもしろさ」があることを先生から教わり、「一歩先」へ進む原動力となりました。
勉強なんておもしろくない、と信じ込んでしまう前に、一歩先のおもしろさを知ってもらえるといいと思います。
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